2012年02月21日

北海道演劇宣伝美術大賞(らてるね賞)が創設

 北海道演劇界を活性化するための新たな賞がこのほど創設された。その名も「北海道演劇宣伝美術大賞(らてるね賞)」。宣伝チラシ(フライヤー)のデザインの美術性を評価する賞だ。
 その趣旨、方法、選考委員会など「あらまし」は以下に詳述するとして、ここでは先に具体的な応募方法を書いておく。
 応募申し込みは、芝居の宣伝チラシ(フライヤー)1枚を〒060-0033 札幌市中央区北3条東5丁目岩佐ビル1F CAFEらてるね 担当 伏島信治さん TEL&FAX:011・206・9725 メールアドレス 
kitanosanposha@gmail.com に送るだけ。
 道内で上演された演目が対象だから、札幌以外からも広く募集している。
 そういえば札幌劇場祭2011大賞を受賞した劇団千年王國「狼王ロボ」は宣伝チラシも、さまざまな美しい色使いに気を取られて眺めていて、ふと気づくと狼の真正面から見た顔が表現されているという凝った作りだった。そうした美術性に光を当てようというこの新設賞。はたして第1回はどういうカンパニーのどういうチラシが受賞するのか、楽しみだ。
 個人的な経験で言えば、優れた芝居はチラシも上質。これはほんとにそう思う。ただ、チラシが素晴らしい芝居が必ずしも上質とは限らない−そこが面白いところだろうな。
 以下、長文だが、「あらまし」を掲載する。ふるってご応募を。


 北海道演劇宣伝美術大賞(らてるね賞)のあらまし
 らてるね賞とは=演劇を下支えする宣伝美術の担い手を励まし、小さな灯り(ラテルネ、ランタン)で照らすささやかな個人賞
 趣旨
 演劇の魅力を宣伝し、採算と再生産の道を広げるためには、より良い集客が必要である。そのためには集客の戦略とツールを磨かなければならない。
 効果的な戦略の議論は別に譲るとして、効果的なツールとして今なお色あせないのはポスター、フライヤーといった視覚的で、街角や店舗、公共施設など市民の暮らしに身近な、接触力の高いものである。
なかでも、店舗や公共施設におかれたフライヤー(チラシ)は持ち帰ることができ、演劇と市民の間を密接に取り持つ役割を担うことができる。
 このフライヤーの美術性とコンテンツを高めるため、制作に当たる人々の努力を顕彰し、もって北海道の演劇市場の活性化に資する。
 方法
 演劇主催者から送付されたフライヤー(道内で暦年1年間に上演された演目が対象。12月から翌年にかけて上演される演目を含む)を選考委員会で討議し、大賞1作品(賞金3万円)、優秀賞2作品(各1万円)を選定する。選考の基準および賞金の改定、賞品や佳作を設けるなどの事項については、今後選考委員会で検討する。
 賞贈呈式は毎年12月22日(冬至)、CAFEらてるね(札幌市中央区北3条東5岩佐ビル1F)で開催する。
 受賞作品はCAFEらてるね店内に一定期間展示する(選外佳作を合わせて展示する予定)。

 選考委員会(敬称略)
磯田憲一(北海道文化財団理事長)
岩本勝彦(弁護士)
大井恵子(ギャラリー門馬オーナー)
北村美恵子(北海道NPOサポートセンター理事) 
下村憲一(建築家) 
新村訓平(舞台照明家・演出家)
根子俊彦(札幌国際プラザ総務企画部長)
横山憲治(北海道テレビ放送参与)
和田由美(亜璃西社代表取締役)  
伏島信治(CAFEらてるね事務局)


posted by Kato at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 劇評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。